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2008年7月18日金曜日

ドラムセットに必要な物

ドラムセットの起源は、ご存じの方も多いと思うのだが、
もともと、数人のプレイヤーが別々に演奏していた楽器を組み合わせたことから始まっている。
(組み合わせた理由は、単純に人件費削減のためというなんとも切ない説が有力なようである)

最も簡単なドラムセットはベースドラム(Bass Drum:バスドラム、ベードラ、バスドラ。。)にシンバルを固定したもの。

初期のドラムセットは「TRAPS」と呼ばれ、文字通り打楽器の寄せ集め。
ベースドラム、スネアドラム、シンバル、カウベル、ウッドブロックそしてチャイナドラムなどをプレイヤーがそれぞれ工夫して組み合わせていたようだ。
さらに、床においたベースドラムを簡単に演奏するためにドラムペダルが発明され、飛躍的に進化していく(ペダルが発明される前は実際に足で蹴っていたらしい)。

その後、シンバルを足で操作し演奏するためのペダルが発明され、ようやく現代のドラムセットに近い物となる。

当初Low Sockシンバルと呼ばれていたシンバルペダルがHiHatに進化。ドラムセットの原型が完成していく。
(近年d.w.社が、LowBoy Hi-Hatの名で復刻している。LowBoyなのにHi-Hatってところは納得できないのだがwww)


ドラムセットの起源を調べているとあることに気がつく。
今でこそ基本形と呼ばれるおなじみのドラムセットの形が出来上がっているのだが、
本来は、演奏者が必要な物、演奏に必要な物を組み合わせるべき物なのである。

本当にタムは欲しいのか?
ライドシンバルは必要なのか?
極端なことを言っていいのであれば、スネアドラムすら必要ない人がいるかもしれない。

逆に、
必要であれば
あなたのドラムセットにギターが組み込まれていても良いかもしれない。

形にとらわれず
自分に必要な物を必要なだけそろえる。

無駄な物を買わずに、必要な物に力を注ぐ。

これが究極のドラムセットでは無いだろうか。。。

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