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2008年8月4日月曜日

基礎よりも地盤固めが大事?

『基礎が大事』

ことあるごとに、色々なシチュエーションで言われます。。
『ウィキペディア(Wikipedia)』によると基礎とは、
物事のもとになるもの。基本。
反対語は応用

とのこと。。。

基礎を固めることでいろいろなことに対応する応用力が発揮できるというわけだ

しかし、、、
建築学的な見地から見てみると
建築物を支え地盤に定着させる部分

んっ!!!!

地盤に定着させる部分


どんなに頑丈な基礎を築いても、
それを支える地盤が不安定では、
どんなに立派で堅牢な家を建てても傾いてしまいます。

「砂上の楼閣」という言葉もありますね 。

音楽に当てはめて考えてみましょう

楽器を習っている場合でも、「基本が大事、基礎をしっかり」なる言葉をよく耳にする事と思います。
演奏する上で最低限必要な技術、応用技術を身につけるための基となる技術と言ったらいいのでしょうか?

しかし、私は基礎技術よりももっと大切な事があると思っています。それが以前「良い楽器とは?」で書いた「自分自身を良く知り、自分にとっての判断基準を作る事が大切である」と言う事だと思っています。

いくらがんばって基礎トレーニングをしても、それが乗っかる地盤(自分の判断による自分自身の好み、そしてそこから生まれてくる目的意識、使い道)がしっかりしていなければ単なる音の羅列に陥ってしまいます。逆に、目的意識(こんなフレーズがやりたい、こんなテクが必要だ)がはっきりしていれば、つまらなかったはずの基礎練がみるみるうちに楽しいものになっていきます。

楽器選びにしても全く同じです。「こんな音が好きなんだ」「この曲にはこんな音が欲しいな」と言う目的意識がはっきりしていれば、自ずと答えは見つかります。

自分自身の判断基準に則った、自分自身のための価値基準(=地盤)

これを持つことこそがすべてのことにおいて最も大切なことではないかと。。。。

自分が好きな音楽
自分のお気に入りのアーティスト
自分が出したい音
自分がやりたい音楽、、、、、

それに基づいた練習、演奏、楽器選び

根を生やす部分、地盤。。。。

ここがしっかりしていれば、目指す方向は見えてくると思うのです。

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